設立総会報告 

2010年3月20日(土)滋賀弁護士会館に於いて、弁護士や司法書士、行政、相談員、消費者団体等22団体58名の参加で「消費者ネット・しが」設立総会が開催されました。

設立総会議案書
第1号議案 設立趣意書、経過報告、運営規約(案)
第2号議案 2010年度活動方針と予算(案)
第3号議案 役員選出
第4号議案 特別決議
議長 土井裕明弁護士
提案者 神門浩事務局 森野有香弁護士
参加者多数の拍手ですべての議案が承認されました
 
 昨年5月30日に消費者ネット・しが設立準備会が8団体、1個人で結成され、2009年7月から2010年2月まで計7回のワーキング会議と自治体調査などを行ってきました。私たちは、誰もが安心して暮らすことができる滋賀県の消費者行政の充実と自立した消費者を目指すために結成しました。設立趣意書には、消費者被害や消費者事故が増大するなかで、私たち自身が学習し、情報交換し、ネットワークをつくることで消費者として自立していくこと、そして県行政や自治体に対して制度、政策要望を提案し、消費者行政をより身近なものにしていくこと、さらに消費者被害の未然防止や拡大防止を進めるため、適格消費者団体KC'Sの検討グループとして活動し、不当な契約や勧誘行為を是正する組織として活動することを目的としました。
 
 

総会では、滋賀県から県民活動生活課、大橋参事、消費者庁からは、消費者情報化、赤井課長補佐、滋賀弁護士会からは佐口弁護士、そして適格消費者団体から消費者支援機構関西KC'sの榎理事長からそれぞれご挨拶をいただきました。

 
 
 
 

テーマ「消費者行政と市民ネットワークの活動」
講師 国府泰道弁護士(消費行政市民ネット代表、太平洋法律事務所)
          (新しい消費者行政を実現する連絡会代表世話人)
          (大阪市消費者保護審議会委員、枚方簡易裁判所司法委員ほか)
記念講演では、大阪から「消費者行政市民ネット」代表の国府泰道弁護士にご登壇いただき、市民参加と消費者行政について、私たちができることをわかりやすく解説していただきました。