消費者問題学習講演会

2012年度消費者問題学習講演会


 日 時   2012年11月23日(土)  14:00~16:00 (受付開始  13:45~)
 場 所   コープしが生協会館 2階 生活文化ホール
 テーマ  「メディアに惑わされない食生活
             ~読んではいけない宣伝広告の行間~」
 講 師  高橋 久仁子 氏
        群馬大学教育学部教授

2012年11月23日生協会館生活文化ホールに於いて「メディアに惑わされない食生活~読んではいけない宣伝広告の行間~」をテーマに食や健康の情報を有効に活用するために“フードファディズム”の考え方を啓発された群馬大学教育学部教授の高橋久仁子氏に講演いただきました。講演では、私たちはいろんなところで宣伝広告の行間を読まされている。効能があると誤認するような表示のある健康食品は摂取しなくても、規則正しい通常の食生活で充分に健康は維持されるとお話されました。

フードファディズムとは食べ物や栄養が、健康や病気に与える影響を課題に評価、信じることです。食に対する期待や不安への先導等、食情報に影響され、食生活を総合的・全体的に見渡すことができなくなってしまうこと。

そこそこの健康とほどほどの食生活


人は昼行性、雑食性の生物、昼間は活動して夜間は休息する、植物性食品も動物性食品もどちらも必要というあたりまえのことが置き去りにされているのではないでしょうか。
健康維持を考えた食生活の基本は、必要な栄養素を過不足なく摂取する。適度に食べて適度に動く、健康管理の基礎・基本ですとご講演いただきました。